中国の同位体存在比が99.7%に達する

August 15, 2026

同位体存在比が99.7%にまで達!中国、この戦略物資の自給自足を実現

2026年6月25日 10:54 | 北京日報グループ

 

中国山東省で6月23日、高存在量ホウ素10同位体技術と産業化の成果に関する記者会見が開催され、世界最大規模の高存在量ホウ素10同位体生産施設の正式稼働が発表された。この画期的な成果により、高存在量ホウ素10同位体のコア技術とハイエンド市場における海外企業の独占状態が終焉を迎え、中国の原子力発電、先端医療、その他の主要産業に必要な重要物質の供給不足が解消されることになる。

 

中国石油化学工業連合会の李斌副会長は、「世界最大規模の高濃度ガス田の稼働開始は、 ホウ素10 同位体分離プラントの設立により、中国はこの戦略物資を国内で独自に管理できるようになり、高存在量のホウ素10同位体の大規模生産技術を習得した少数の国々の仲間入りを果たした。

 

ホウ素同位体 分離は長年にわたり、世界中で大きな技術的課題となってきた。ある化学研究所のファインケミカル部門副部長である呉高生氏は、同研究所の研究開発チームが高度な化学交換プロセスを採用し、錯体形成・交換結合濃縮、多段階高効率精密分解、および全物質リサイクルという3つのコア技術でブレークスルーを達成したと述べた。これらの革新技術は、分離効率の低さ、深刻な機器腐食、頻繁なコークス化と閉塞、原料の単位消費量の多さなど、従来プロセスにつきものの主要な技術的ボトルネックを解消し、完全自社開発の独自技術を生み出した。

 

 

化学研究所のゼネラルマネージャーである尚兆聡氏は、「設計から建設、そして100トン規模のプラントのフル稼働に至るまで、プロジェクト全体がわずか18ヶ月で完了し、一度の立ち上げで成功しました。この施設は現在までに安定して25トンの良品を生産しており、最大生産量は ホウ素10同位体の存在比が99.7%に達するそして、さらなる濃縮改善の余地が残されている。」

 

出典:科学技術日報 著者:王延斌

 

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